実は新しい相棒。

既に前回の記事でお気づきになっている方もいらっしゃると思いますが、このたび新しい相棒を連れて帰ってきました。

事故に遭って全損したFP3君（通称ピナ次郎）はものすごく気に入っていて、きっと代わりになる自転車なんてない！と思いながらも、事故翌週から近所の自転車屋さんを巡っては色々な自転車を物色していました。
でもまぁ、お気に入りのフレームだった故になかなか次の相棒は決まりません。





そんな中、たまたまFP3君を買った自転車屋さんに再度顔を出したところ、お店の端っこの方に型落ち品のフレームでお店のオリジナルモデルとして組んである自転車が激安価格で販売しておりました。6月25日の事故当日にお店に顔を出したときには気づきませんでしたが、何故でしょうね。今日はビビっと来ちゃいました。
色は僕好みの赤、白、黒。若干スローピングしていますが美しいトップチューブ。ロングライド向けモデルで金額も予算範囲内。何より僕の身体のサイズに合っている。
当初買おうかと目論んでいたPinarello QUATRO 2011モデルと何度も見比べていましたが、フルアルテグラ6700で組んである割にQUATROとほぼ同じ価格ということでだいぶ心が揺らいでしまいました。

僕がその自転車の前で２時間ほど考え込んでいると店長が声をかけてくださって跨がらせてもらうことに。若干フレームが大きいかなと思っていましたが、サイズ的には通勤で使っているANTARES（通称アン太郎）と同じサイズで僕の身体にもピッタリ。しかも店長曰く、「このフレームは2010年モデル。この翌年からこのメーカーはカーボンの質を落としちゃったからこんなにいい質のフレームに乗れるのはこれが最後のチャンスだよ」と悪魔の囁き。
車も試乗しちゃうと欲しくなっちゃいますが、自転車も跨がらせてもらうとダメですね。もう心が決まってしまいました（笑）

とりあえず冷静に考えるため１週間取り置きしてもらってその日はお店を後にしましたが、後日決定の連絡をお店に入れてしまい、7月9日、無事納車されました(^-^)

FP3の代わりになる子なんていない！と悲しみにうちひしがれていたものの、事故から2週間で新しい相棒とご対面ですｗ

この子が新しい相棒。フロントフォークが戦闘的

新しい相棒はWilier IZOARD 2010モデルです。イゾアールと読みます。
ぶっとい翼状のフロントフォークと異型トップチューブからシートステーにかけての造形が美しいロングライド向けのフレームです。

トップチューブからシートステーにかけての曲線が美しい

フレームを乗り換えるにあたり一番重視したのは乗り心地。
FP3はロングライド向けで疲労の少ないフレーム。ブルベに出る僕はヘタレなのでレーシーなフレームより快適性を重視したフレームを重視していたのです。今回このイゾ君はその要求にピッタリ応えてくれる自転車でした。

うーん。美しい！



そんなわけで、ありがとうFP3。よろしくねIZOARD。
今後は安全により気をつけてこの子と末永くあちこちを走りたいと思います。

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