チューブラー！

連日の終電帰りでなかなかチャンスがなかったけど、やっと奥様から頂いた誕生日プレゼントを開封しました。

開けてみると…

ホイール！！

タキザワの手組みホイールを頂きました！！






しかも、チューブラーｗ
時代はチューブレスでしょ？とか言われても（ﾟεﾟ）キニシナイ。
だって、乗り心地と軽さがいいんだって聞いたし。タイヤだってハンドメイド。そのアナログな感じがなんとも言えません。
面倒なことをあえてやる。これが趣味の楽しみのうちの一つです。


さてさて、今回はリムセメントではなく、チューブラーテープを買ってきたので早速装着してみましょう。

これがチューブラーリムテープ。ぶっちゃけ強力な両面テープです。

これをリムのバルブ口から貼り始めます。リムテープの取説には引っ張りながら貼るなと書いてあります。クリンチャーのリムテープは引っ張りながら貼れと言われるので逆ですね。
引っ張りながら貼ると、剥離紙とテープが剥がれてうまく貼れません。取説通りに引っ張らずに貼り付けます。

１周貼り終わったら剥離紙をちょっと剥がして折り返しておきます。

これがチューブラータイヤ。ＷＯタイヤとは明らかに重量が違います。軽い！そしてしなやか！！
通常のＷＯタイヤは断面がこんな感じでしょ？→Ω
チューブラーは断面が○なのです。中にチューブは入りません。

今回はＶｉｔｔｏｒｉａのCORSA EVO CX Ⅱ

タイヤをバルブ口のところからリムに取り付け始めます。リムテープの剥離紙の上から乗せる感じです。

この時、折りかえした剥離紙がリムとタイヤの隙間から飛び出ているのがコツだそうで。

タイヤが全部リムに乗っかったら空気を１～２bar入れ、タイヤのセンターを出します。

…センターを出す？

最初聞いて意味が分かりませんでしたが、なるほど。確かにセンターが出てないｗ

リムの中心とタイヤの中心がズレてます。このまま乗ったら間違いなくカーブでタイヤが外れて死亡です。

なので、タイヤを右へ左へ動かして、リムの中心とタイヤの中心が揃うようにします。

…

…

…なかなかセンターが揃いません。ムズイ。

…手こずること30分。

指が痛いです。

あぁ、面倒くさい。やっぱチューブレスにすれば良かったか？

なんて思いながら再度リムテープの取説を読んでみると、空気を１～２bar入れて…と書いてあります。僕が入れたのは1bar。もうちょっと入れて試してみます。

おおぉ。一発でセンターが出ました！

なるほど。空気圧が低すぎてもダメなのね。

もう一本のタイヤはあっという間に装着完了。装着に５分かかっていません。

コツをつかめばＷＯのタイヤ交換より簡単！

装着できたら先ほどの折りかえした剥離紙の先端を引っ張ってリムとタイヤを接着します。

コレ楽しい

完成！

ローハイトのリムは細身のクロモリには合うけど、最近のフレームには合わないと言われましたが、意外とイケてますよ。



早速乗ってみました。






おおぉ！？
初めてカーボンバイクに乗ったときの感想は「絨毯の上を走っているよう」でしたが、チューブラータイヤを履いた感じは「大理石の床を滑っているよう」です。

これはうまい具合に細かい振動を吸収しています。まさに「しなやか！」
PRO3RaceやExtenzaの乗り心地が大好きな僕ですが、ＷＯがどんなに頑張ってもチューブラーに敵わないっていうのがよく分かりますね。一段か二段くらい上質のしなやかさです。

そして軽いですYO！外周部が軽量化されるとだいぶ違います。

初めてお店で組んでもらったホイール。タキザワはホイールテンション高めでって言わないとヤワヤワホイールがやってくると聞いたので硬めで頼んでいましたが、自分で組んだホイールよりテンションがだいぶ低めで若干心配していましたがよく進みます。力も逃げることなくうまく推進力に変えてくれているようです。僕が組んだホイールとは違う乗り味で楽しい。

山登り専用のホイールとしてプレゼントしてもらいましたが、ブルベでもちょっと試してみたくなるほどの乗り心地の良さです。

奥様ありがとう！

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