どーも。
昨日今日は久々に休日雨だったので走りに行かず、悶々としていました。
こんなに走らんでBRM313大丈夫かいな?
さてさて、前回ブルベBRM220埼玉200にて自作したコマ図ホルダー(コマ図ケース)。これがすこぶる使い勝手が良くて、次回からブルベにGPSはいらないなと思うくらい役に立ちました。
さっそくmixi日記で披露したところ、マイミクさんからの評判も良く、いつも一緒に遊んでくれているリツヤさんから注文を受けて一個作ることになりました。
ちなみに、元々このケースはこちらのブログとかこちらのブログなどを参考にしたものです。先人の知恵に感謝!
今回は先人の知恵に感謝の意を表し、細かい自作手順(つまり作り方)を書き記しておこうかと思います。
これを読んでDIYしたくなっちゃった人、思った以上に簡単に作れますので是非どうぞ。
では、参りましょう。
まず、材料。
コマ図ケースはA3用紙に印刷されたコマ図を切って使う大きなサイズ(僕が使っているもの。通称コマ太郎)と、A4用紙に印刷されたコマ図を切って使う小さなサイズ(今回リツヤさんに作ったもの。通称コマ次郎)があります。
今回はリツヤさん用に小さなサイズで作った写真で解説します(材料は両方書いておきますね)。
- ステンレスワッシャー 4mm×4
- ステンレス六角ナット4mm×4
- ステンレス蝶ナット4mm×2
- ジュラコンスペーサー4.3mm×4
- 120mm×4mmネジ×2
- リングスターポケットケース(PC-160)×1
- ボンネットゴム(内径4mm)K-26S×2
■本体(ちいさいサイズの場合)
- ステンレスワッシャー 4mm×4
- ステンレス六角ナット4mm×4
- ステンレス蝶ナット4mm×2
- ジュラコンスペーサー4.3mm×4
- 100mm×4mmネジ×2
- リングスターポケットケース(PC-140)×1
- ボンネットゴム(内径4mm)K-23S×2
■バーエクステンダー固定部
僕はバーエクステンダー(↓)をつけて、そこにコマ図ホルダーを固定しています。
そのための固定部の材料です
- 6mm×1/2のU字ボルト×2
- ステンレスUボルトプレート1/4×1/2 ×4
- 6mm蝶ナット×2
1.おもむろに上蓋を外します。
2.ジュラコンスペーサーを上蓋との蝶番部分に当てて、穴を開ける位置を決定します。スペーサーを元に位置決めしないと後で蝶ナットが蝶番部分に干渉して巻き取れなくなりますので注意が必要です。
3.4mmドリルでケース両側に穴を開けます。スムーズに回転させるため、写真のようなヤスリを使って少し削ります。このとき、穴開けしたときに1mm位のズレはヤスリで削ればどうにでもなりますのでここで補正してください。
4.ジュラコンスペーサーをケースの突起に合わせて削ります。削るのは2個(残り2個はそのまま使用)。だいたい厚さ1.5mmを目標に。まずは大まかにニッパーで切り込みを入れます。
じゅらこんすぺーさー。偉そうに連呼していますが、今日初めて知りました。
ぱちっと縦に。あまりニッパーを深く入れると割れちゃいます。
次に横方向に。1周して大ざっぱに薄くします。
この突起部分に合うよう、大ざっぱにニッパーで切ったらヤスリでゴリゴリ削ります。
5.4カ所の穴開け&スペーサーの削りが終わったら、取っ手部分の作成です。
ボンネットゴムね。内径が4mmだったら別にこれでなくても良いですよ。
ネジを通して、瞬間接着剤で二度と外れないように接着してください。
ボンネットゴム、ワッシャー、削ったジュラコンスペーサーの順番でケースに通します。
ゆっくり、優しく全部の穴に入れてください。
内側にもナットを通してください。
これは、走行中に振動で外側の蝶ナットとナットがすっ飛んだ場合でも
継続して使えるよう、保険のためです。
最後に削っていないジュラコンスペーサー、ワッシャー、ナット、蝶ナットの順番で止めます。
6.これで本体の完成!!今回作った小さい版のコマ図ホルダー(コマ図ケース)は小さくて無茶苦茶カワイイ♪最初の写真が今回作った版。次の写真が僕が使っている版との大きさの比較。小さい!まさに弟分!
7.続いて、ケース底面に6mmの穴を4つ開けます。開けた穴にU字ボルトを通しますが、強度を上げるために、U字ボルトプレートでケースを挟み込みます。
8.最後にケース内部から蝶ナットで締めれば接続部が完成。
バーエクステンダーにはこのようにして取り付けます。U字ボルトを直接バーエクステンダーに接触させるとあまりしっかり固定できないのでゴムシートを間に咬ませてあげます。
これで完成です。
試作機を含めて3台目のコマ図ホルダー(コマ図ケース)作成。それなりに自分の経験則から注意点を書いたつもりですが、いかがでしたでしょうか。
材料代はすべて500円くらいでできます。このコマ図ホルダー(コマ図ケース)とサイコン(区間距離がリセットしやすく、有線で反応速度の良いストラーダが良い)があれば、正直言ってGPSはなくても全然走れちゃいます。
300Kmブルベくらいまでならこのケースで大丈夫そうなので、是非みなさんチャレンジしてみてください。これをつけていくとブルベでみなさんから「お?自作ですか?」って声かけられますww
では、エンジョイ!
4 件のコメント:
うーむ素晴らしい・・・と思わずうなってしまいました。
工作の緻密さだけでなく、説明および説明用写真の分かりやすさにもうなってしまいました。
工作時間は何時間くらいでしょうか?もし通販などで売るとしたら、時間単価、工数、十分な利益設定などから算出される価格設定は?
お小遣い稼ぎにいかがでしょう?なんちて。
>かくげ太さん
なんだかかくげ太さんに誉めて頂けるなんて恐縮してしまいますw
拙い文章でちゃんと伝わりますかね?こんな記事で誰かの役に立てればいいのですが。
制作時間は人様の注文ということで計測も丁寧にやったし、blog用の写真撮りも含めて2時間程でしたでしょうか。穴あけのためにちゃんと設計図起こしさえすれば1時間かからないかもしれません。
実は、売り物になるんじゃないかと一瞬考えましたが(笑)、自分ならいくらで買うか、それと時給換算してもあまり儲けがないのでやっぱりマイミクさん限定で希望者に珈琲代プラス材料代でやることにしましたよ(^_^)僕には商売気は似合いませんしね(笑)
はじめまして。Mineと申します。
楽しく拝見させて頂いております。まだ経験は対してないのですが、今年からブルベに参加しておこうと思い情報を集めてきました。
キューシート、コマ図ホルダを探していたところこのHPに辿り着きました。
私のブログにも記載していますが大変参考にさせていただきました。
私は青葉、神奈川でブルベ参加しますがもしどこかでお会いすることがありましたらよろしくお願いいたします。
また、こちらのブログをリンクに追加させて頂いてもよろしいでしょうか?
> Mineさん
はじめまして!こんにちは!
ブログ拝見いたしました。素晴らしい!完成おめでとうございます(^-^)
このままでもたぶん使う分には問題ないと思いますが、走っている振動でコマ図が巻き戻ってしまうことがあるため、現在では2本のシャフトの間にスプリングをかませています。
こちらの記事も参考にしてみてください→ http://charider.murakamin.net/2010/05/blog-post_09.html
神奈川のブルベにも出たいと思っています。そのうちどこかでお会いしてご一緒できれば嬉しいです。富士ヒルクラも参加されているとのこと、是非お会いできれば!
こちらもリンク貼らせて頂きます。よろしくお願いします(^-^)/~
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