SPD-SLのクリートを外して、さっとシューズを拭いて、さて、作業開始。
箱から取り出してみて初めて気がつきましたが、なんとまぁ部品点数が多いこと…
軽く引きました。こりゃ値段も高いはずだよね。。もう少し経てば改良も進んで部品点数も減ってくるのかな?
では、気を取り直して作業開始。
特徴的な大きなクリート。箱から取り出してビビりました。なんと5枚もの部品にバラバラ…
クリートです。
まずはかるくシューズに合わせてみる。
ん。やっぱり少し隙間ができていますね。
SPEEDPLAYをつけるには、上の写真左に写っているシムをシューズに合わせて選ぶところから始まるそうです。
若干隙間が。
僕のシューズはシマノのシューズですが、説明書といっしょに入っている各社シューズとシムの互換チャートをみてみると、4R/4Fと書いてあります。ちなみに、買ったばかりの状態でついているシムは1F/1R。厚みが違うシムが付属してくるのでそちらに換装する必要があるみたいです。
膨大な量のシューズ情報。
シムのサイズはちゃんと書いてあるのですぐにわかりますね。↓
これが4Rのシム。
さっそく交換します。クリートからシムを引っこ抜けば簡単に外れるので取り替えも用意です。
4F/4Rのシムに交換できたら早速シューズに取り付け開始しましょう。
ネジは3種類付属してきます。そのうち2種類を利用します。
残り1種類は何だろう?MTBシューズ用かな?
ペダル軸が親指の拇指球あたりにくるように前後位置を最大限に下げました。これ以上前に出せないところをみるとシューズ大きめなんだろうな…
しかしまぁ、自転車のパーツでプラスネジってどうなのよ?
ここでは左右位置が変えられます。いわゆるQファクターってやつですね。とりあえず僕はSPD-SLと同じくらいか若干内側くらいで調整しておきました。
足回りなのでネジはきつく締めがちですが、ここのネジを締め付けてしまうとクリートが全くはまらなくなるそうです。コツとしてはネジを締めていって手応えがあったところから1/4だけ回すとか。確かに手応えがあってからさらに回しこもうとすると一瞬クリック感があります。僕は抵抗を感じたところで締め付けるのをやめました。
ただし、緩すぎると使用中にネジが脱落してしまうらしいのでお気をつけください。僕はネジ止め剤を買ってこようかなと思います(買ったばかりの状態でも少し塗布されています)。
ここでは左右位置が変更できます。
・・・ここで↑の写真見て気がついた人は鋭いですねw
そう。部品をひとつとりつけ忘れてましたwww
これこれ。これを忘れてたw
気を取り直して、あらかじめ塗布されているオイルをディグリーザーで落とします。
埃を呼んでしまうのでここはドライ系のルブを定期的に塗ると良いらしいです。
キュッキュとね。
このパーツも前後左右が決まっているので注意して取り付けてください。どうもこのパーツがペダルに噛みつくみたいですね。
つづいて、ビンディングの遊びの調整です。ビンディングをはめたときにどれくらい自由度を設けるかも好みで調整できるんですね。素晴らしい!この前後に付いている小さなネジを締め付けて調整します。
ちなみに、こうやってギチギチに余裕無く締めてしまうと完全に固定されるようです。SPD-SLでいうところの赤クリートですね。
僕はだいたい真ん中らへん、前後それぞれ約1mmくらいずつ隙間を空けました。
ちなみに、これくらいで走った感じとしてはちょうどSPD-SLの黄色クリートくらいの遊びでした。これくらいがちょうど良いのかな。
とりあえず取り付けはこんなもんですかね。
あとはドライ系のルブをビンディング部にちょびっと塗布して軽く拭き取っておきましょう。完成!!
つづいて、Keep On Koversのとりつけ。Keep On Koversは、クリートカバーをつけないと高いクリートがすぐにボロボロになるというSPEEDPLAYの最大の欠点を克服するためのクリートカバー。
純正のクリートカバーでもいいのですが、取り付けたり取り外したりが非常に面倒。そこで登場するのがKeep On Koversってわけ。こいつはなんと、取り付けたまま走れるという、非常に優れた一品。つまり、いちいちクリートカバーを取り付けたり外したりする必要性が全くないということ。
これがKeep On Kovers。
裏面はこんな感じ。
表面はこんな感じ。
とりつけるとこんな感じ。
なんでこんなに便利なモノが純正で発売されないんだろうと非常に疑問。SPEEDPLAYはとても素晴らしい発明なのに、どうしてここまで気が回らなかったのか…
しかも、なにもかもプラスネジってどういうことよ?自転車海苔はプラスのドライバーなんて持って歩かないでしょう?おかしいよね。これ。…文句ブツブツ。
さて、最後にペダルの取り付け。ペロペロキャンディの名に恥じることのないシルエット。
ものすごく小さい。
さようならSPD-SL
なんと。シマノのペダルと違って内側にねじ山がない。つまり、ペダルレンチがないと取り付けられないってことですよ。
で、取り付けた図↓。
アルテの肉厚クランクの先に、チマっと小さい物体が付いています。なんかドラえもんの手みたい。非常に不釣り合い…
やっぱりSPEEDPLAYは取り付けるモノではなくて箱に入れて鑑賞するためのモノだったのか…
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4 件のコメント:
ドラえもんの手とは言い得て妙ですねw
究極のペダルSPEEDPLAY+Keep On Kovers入手おめでとうございます!これを使ったらもう他のペダルは踏めないと思います。SPEEDPLAY教へようこそ。
クリートのネジは、適度に締めてても緩みがちなので
ネジ止め剤と定期的な確認必須です。
突然のカキコお許し下さい
自分もシマノのチューブレスタイヤをはいていて
後輪のエアー漏れの早さに困惑しており、シーラントを
ググりまくって貴サイトを拝見しました
2011年11月3日木曜日 シーラントを入れたヨ
http://charider.murakamin.net/2011/11/blog-post.html
シマノはバルブの形状の問題からバルブからの注入ができないのでどうしたものかと・・
とても素晴らしい方法を拝見しました
そこでお聞きしたいのですが
画像3枚目「IRCのタイヤレバーでえいやっと外します」
次にシーラントを注入しますが、最後にタイヤを嵌める時は外したレバーをそのまま押し上げてはめたのでしょうか?それともレバーは外して、はめ込み側を使ってはめ込まれたのでしょうか?
ご面倒な事をお聞きしますがよろしくお願いします。
cheqib@yahoo.co.jp
http://www.photos-seki.com/
70歳を越えたロードバイク乗りです。
ysphotos さんはじめまして!
シーラント注入後はレバーをそのまま押し上げる形ではめこみました。(タイヤに無理な力がかかるとシーラントがこぼれるため)
2本のレバーの間がそれほど広くなければ、タイヤレバーを押し上げるだけで簡単にはめることができるかと思います。
・・・それにしても、70歳を超えてロードバイクに乗られているだなんて、素敵です。憧れてしまいます。
むら様
とても貴重なご意見有難う御座いました
早速シーラントの注入に挑戦してみたいです。
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