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2009年9月17日木曜日

BRM912千葉300のこと

こないだの土日で参加したブルべのこと。

楽しみにしてたし200km以上の距離を走ったことなかった自分にとって来年の目標400km、600kmを走破するための大事なステップでもあった。
結果として19時間弱で走り切って認定も受けられたけど、200kmを走破した時のような感動もなかったし、自分でやり切ったという達成感もなかった。


200の時はツライ、止めたいという自分がいたけど、心の中では諦めない自分がいて走りながら常に葛藤してた。だから走り切って満足できた自分があったんだと思う。

対して今回は、自分のためではなく、見ず知らずの自分をずっと支えながら走ってくれたけいちろーさんを裏切りたくない一心で走ってたと思う。義理人情の話ならこれで良かったのかもしれないが、休日をまるまる潰すことに協力してくれた家族や、前向きに練習してきた自分に対してはどうだったのだろうか…
前回のブルべからそれなりに練習してきたつもりだけど、自分より圧倒的に速い人達が羨ましくて妬ましかった。今までは彼等に対して憧れの気持ちがあったけど、今回は走りながら妬みの気持ちを持ってたんじゃないかな。自分がたかだか300kmの距離でヘロヘロになるのは自分の練習が足りないからだと解っているはずなのに、走りながら感じたことは「あんなに速く走れるのはズルい」っていう不公平感だった。

スタートしてしばらくして、大雨の中巨大な集団から離脱した時に彼等との圧倒的な基礎体力の違いを感じてからずっと不公平感を感じてた。



なんだろうな。この後ろ向きで卑怯な自分は。




ブルべは人生だ。


初参加のブルべを走っているときに思った言葉。
ツラくても遅くても山があっても、ペダルを漕ぎ続ければいつか必ずゴールが見えてくる。グルメを楽しむ人、スピードを求める人、景色を求める人、達成感を求める人…100人いれば100通りのブルべがある。交通ルール厳守、走るも辞めるも全て自己責任というルールに則って走るこの競技はまさに参加者の人生を反映しているんだと思ってる。ちょっと大袈裟かもしれないけど、自分はそう思ってたからブルべが好きだった。

だから今回のような後ろ向きで妬みの心を持って走ってた自分がとてもイヤだ。
けいちろーさんにもリツヤさんにも家族にも頼りきりだったのに、真っ直ぐな心で走れなかったことがとても悲しい。


気持ちの整理がつくまでしばらく時間がかかりそうだけど、そんなブルべの感想でした。
当面自粛します。





ちょいと場がシラケるので普通に走行記録も。

走行時間:13時間35分
認定時間:18時間55分
走行距離:307.18km
最高速度:61.2km/h
平均速度:22.6km/h

PC1で補給した燃料
・チョコ
・バナナ
・薄皮アンパン
・水500ml

PC2で補給した燃料
・カップラーメン
・コーラ250ml
・水500ml

PC3で補給した燃料
・デイリーヤマザキのチキン
・水500ml

PC4で補給した燃料
・梅おにぎり
・羊羹2個
・バナナ
・水500ml

PC5で補給した燃料
・カルビ弁当
・キャベジン
・ご当地もの梨サイダー
・めかぶ味噌汁

その他途中で補給したもの
・ウィダーインゼリー×2
・パワージェル×2
・コーラ500ml×2
・缶コーヒー